コアラのアメリカ生活〜アメリカでのんびり、楽しく生きる〜

アメリカ人夫との遠距離恋愛・自力でk1ビザ、GC取得・結婚・海外移住・アメリカ生活の記録。

USCISに翻弄される2020年AOS申請組の私たち(>人<;)I-944とFee changeについて…

Welcome to my page!! ゆりです。

 

渡米してもうすぐで2ヶ月が経ちます。9月はあっという間に過ぎました。

この1ヶ月間で、私たちもやっとAOSの申請書類を提出しました。

 

2020年にAOSの申請をしている方、また今後申請を予定されている方は以前の申請より少しドキドキしながら申請を進めている(進めることになる)かもしれません。

なぜなら、2020年にはいり、USCISの公式ウェブサイトは、永住権取得に必要な申請書類が変更になりますよや全てのビザの申請料金が変更になりますよというお知らせが来ているからです。

 

渡米前AOSの申請について調べてから渡米したものの、実際に申請書類を準備している段階で、とても混乱しました。私たちが申請を準備する中で、以下2点の大きな問題点があり、この2点に関して、USCISにとっても翻弄されたので、皆さんにシェアしたいと思います。

 

ちなみに、USCISとはUnited States Citizenships and Immigration Serviesの略称で、アメリカの米国市民権・移民業務局のことです。

 

🌼l-944の書類は必要なのか

I-944とは2020年2月24日からAOS申請者などに提出が要求された自立能力申告書で、永住権を取得するにあたり、申請者が公的扶助を受ける可能性がないことを総合的に判断することを目的としたフォームです。I-944では、申請者の収入や財産証明、公益の利用のクレジットスコア、教育歴、資格証明等、あらゆることに答えて、それを証明する資料を提出することを求められています。

このフォームはかなりAOSの申請者を混乱させており、私もinstagramで仲良くしていただいているみなさんから、大変だよ!!と聞いていました。

 

私がAOSの準備をし始めたのは9月のはじめで、I-944のフォームをUSCISのウェブサイトで探しましたが、なぜか見つからない(°_°)

印刷できないし、準備できないよぉ…と困っていたところ…

 

Instagramのお友達から、2020年7月29日に、ニューヨークの地方裁判所でI-944のフォームが差し止めをされ、USCISのウェブサイトから削除されていることを教えていただきました。

 

また夫にUSCISへ電話をして確認してもらい、USCISのスタッフからI-944は必要ないという回答をいただきました。

 

そうなんです、現在I-944のフォームは提出の必要はありません

→追記事項

2020年9月11日より裁判所によるI-944の差し止め令が解除されたようで、現在I-944のフォームが再度必要書類に追加されているそうです。USCISが10/13以降に受け取った書類にI-944が含まれていない場合、リジェクトされると記載されています。これから書類提出される方はUSCISのウェブサイトを注意深く確認し、AOS申請に関する変更の有無をご自身で確認して提出した方が、ステータスがスムーズに進むと思います(>人<;)

 

7月29日前後などで、RFEをもらった方や申請をされた方はとても混乱のされたのではないかと思います。私たちは幸いI-944に関する情報を教えていただき、申請準備の序盤で必要ないことがわかり、負担が減って助かりました。

 

🌼Fee  changeはするのか

USCISは2020年10月2日以降の申請は新しい申請料金となることをお知らせしています。

K1ビザからAOS申請に関する申請ですと、以下のように(以前→以後)変わる予定です。

 

・I-485            1140$→1130$

・Biometrics    85$→30$

 

ここまでみると少し安くなったように感じますが、今までAOSと同時申請であれば申請料金が無料であったAPとEADの料金の支払いが追加になる予定となっています。

 

・AP        575$(AOSと同時申請であれば無料)→590$

・EAD     410$(AOSと同時申請であれば無料)→550$

 

そうなんですよ!!

USCISは10/2からとんでもない値上げをしようとしています。

 

10/2以降、AOS +AP +EADの申請をすると、トータルで2300$かかることになります。

現在の申請料金は1225$ですので、1000$近い値上げです。

 

上記のような情報を耳にしていたので、ゆっくりAOSの申請準備をしたかったのですが、急ぎめに準備をせざるを得ない状況になり、とてもバタバタしました。

 

一応夫にUSCISへ10/2からの申請料金に関して、APとEADの料金が追加がされるかを確認してもらいましたが、

 

USCIS からの返答は「変更するかはよくわからない。ウェブサイトに書いてある料金をみてみて。」という曖昧なものでした。

 

これに対して、

 

夫「USCISがわからないのに、僕たちがわからるはずがない」

 

と言っていました…珍しく、もっともな意見言ってるぅ〜

 

ということで、10/2以降申請料金変更があることを前提に進めていた私たちです。

 

が、なっなんと

 

2020年9月30日、どこかの裁判所からUSCISへFee  changeに関する仮差し止め令が出されてたというお知らせをいただきました。

 

予定されていた10/2以降の申請料金の変更はしないようです。

 

ただUSCISは財源確保のために、今後ビザ申請のための料金の値上げは必要と明記しています。おそらく、今後どこかの時点で料金の値上げをするのではと思います。

 

結論ですが、現状で2020年10月2日からの申請料金の変更は延期となっています。

 

 

今回はここまでとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

私たちはI-944のフォームのことや申請料金変更の期限のリミットがある中での申請となり、心落ち着かない毎日を過ごしました(>人<;)書類に関してはとても不安ですが、USCISからの返答を待つしかありません。もう祈るしかないです…

 

この情報がいつかどこかで誰かの役に立ちますように☆彡